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勉強が出来過ぎてイジメに合う不思議

2011年06月28日 17:49:00
ユダヤ人石角完爾は教育コンサルタントとしての別の顔も持ちます。

さて最近大変いつになく嬉しい出来事がありましたのでご報告致します。

今までにJapan Timesから「アメリカのスーパーエリート教育」(初版2000年5月出版 1万部、全面改訂版2010年12月出版)及びPHP出版から「真のエリートをはぐくむ教育力」や朝日新聞出版社から「天才頭脳のつくり方」という本を出版し、またこれらは韓国や中国でも出版され、教育コンサルタントとして活動を、アメリカの認定教育コンサルタントとして続けております。See my website at www.olive-education.com/school/

それは日本のある学校でイジメに遭っていたA君の話。

このA君は知能指数が非常に高く160になんなんとする天才児です。アメリカなら飛び級に飛び級を重ねて4学年ぐらいは他の生徒よりも先に進んでいるところです。現実にアメリカには13歳でスタンフォード大学に入学した女の子もいます。またこの子と同じレベルの知能を持った子のための天才児大学や天才児学校もあります。

ところがこの子は日本の学校で出来過ぎるという理由で、というよりも妬みかも知れませんが、イジメに遭っていました。

日本は出来過ぎなくてもイジメに遭うし、出来過ぎてもイジメに遭う不思議の国です。

私の国ユダヤやアメリカでは出来ない子は皆が助け、出来過ぎる子は飛び級をどんどんして、14歳で大学に入り博士課程に進学したりします。

 そんなこともあり、この子をある国のスーパーエリート学校に日本からお連れしたら、素晴らしい成熟した子という高い評価を受け、面接のその日の夜スウェーデンの私の携帯に校長先生から国際電話があり即日入学が認められました。遠い国への親子3人の旅は大変だったと思いますが、その甲斐があったというものです。

この子はいずれ近い将来Harvard、Yale、Columbia、Stanford、Oxford、Cambridge、 北京大、清華大などの世界のトップレベルの大学に行くことは間違いないと確信しています。その日が楽しみです。

私は飛びきり優秀な子が一人でも多く日本から脱出して海外での英才児教育を受け世界のトップレベルの大学に進学してくれることを願っています。



 その子は、私との面接の時でも、私が両親と話している間に難しい科学の本や事典に目を落として読んでいました。こういう子は日本では

「休憩時間はみな外で遊ぶと決まっているんだ、何をしているんだ。」

と先生からも叱られる有り様です。アメリカ やユダヤでは考えられない日本の先生の対応です。何故ここまで画一を日本の先生は求めるのか? 

 この先生の言葉からイジメが始まったのです。ハッキリ言って、日本のイジメは先生の言葉や態度から他の生徒が「先生が嫌っている子供」と察してイジメが始まることが多いのでは。アメリカでは、このような先生は父兄からすぐに訴えられ莫大な民事賠償訴訟の被告になるでしょう。
 こういう子供は日本では潰され、足を引っ張られ、非常に惨めです。一人でも多くのこういう天才児が日本から脱出することを手助けしたいと思っています。

 天才児は人と違うから天才なのです。他の生徒が先生とよってたかって潰す日本では、全く他と違った生徒だったチャールズ・ダーウィンとかアインシュタインは生まれなかったでしょう。


学問をしたいならば、日本を飛び出して世界の大学のBA(大学院ではtoo late)を目指すべきでしょう。これが教育コンサルタントとしての長い経験を持つ石角完爾の多くの子供達を見てきた目から見ての結論です。

 ユダヤでは人と違うことを民族の誇りとしているし、また個人個人も他のユダヤ人と違うことを誇りとし奨励する。我々ユダヤ人は、日本人は対極に位置する。人と同じことを誇りにし、画一的なことを民族の誇りにし、人と違うものを潰していく日本社会と全く逆のユダヤ社会をユダヤ人として見ていると非常に興味深い。


また私は教育コンサルタントとして別のイジメのケースもコンサルトしました。別のある子供が楽器を習っていたが、その楽器が女性がやることが多い楽器であったので、先生から

「何でそんな女がやるような楽器を習っているんだ。」

とホームルームで言われたことから、生徒が一斉にその子をイジメだしたのです。


ところでその楽器というのはユダヤが起源で、古代ユダヤでは男が奏でることが多かった楽器であるから、なおさら日本社会というかこの子供のイジメられ方が私の注意を引いた。

以上