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変な日本人

2013年05月28日 13:11:00
小さい時からアメリカにやって変な日本人にならないか、という心配はもっとも。

しかし、ずっと日本の学校に行って日本の大学を出ても変な日本人はいっぱい居る。

電車の中でやおら鏡とマスカラを取り出して化粧を始める日本の女の子は「変な日本人」ではないのだろうか?

酔っ払って電車のホームにゲロをしているサラリーマンは「変な日本人」ではないというのかな?

よく立ち小便をする日本人を東京では見かけるが、あれは「日本的な日本人」として世界に誇れる姿なのか、世界の誰が見ても「変な日本人」ではないというのかな。

パリのヴィトンの店に行例を作っているのはまだしも、小便座り(いわゆる中腰)をしている日本の女の子が多くいて、フランス人や他の国の観光客から目を背けられているのも、「変な日本人」ではない、あれが普通の日本人の誇るべき姿だと言うのだろうか?

一方、ニューヨークは変なアメリカ人がいっぱい居る。

ローラースケートで通勤する奴とか、地下鉄で物乞いする奴とか、本当に変な奴だらけだ。

しかし、老人が来たら100%席を立っている。

立ち小便は見たことない。
酔っ払ってゲロをする奴も見たことない。
地べたに腰を下ろす女の子は多いが、小便座りは見たことない。

我々は「変な日本人」が二つ居ることに気付かないといけない。

一方は、日本では「普通」だが世界中から見て「変」、他方は、日本では「変」だが日本外では「普通」というもの。

こわいのは,世界から見て「変」という時に、その評価がたいていは「二度とあいつとは」という最低の評価になることだ。

電車の中で化粧する女や小便座りをする女は、世界中からは売春婦と見られる。

酔っ払ってゲロを吐く奴は、欧米の会社では絶対に昇給も昇進もない。
酒をコントロール出来ない人間は無能力者とみられる。
立ち小便に於いては、逮捕される犯罪だ。

アメリカのボーディング・スクールに留学して、このような「変な」なことは身につかないだろう。これは請け負っても良い。

一方、中学からアメリカのボーディング・スクールに行くと、どんな「変な日本人」にあるかというと、黒人とも英語で喧嘩の出来る日本人、国際舞台で全く物怖じしない日本人、100人ぐらいのアメリカ人の前で英語で挨拶できる日本人、質問をよくする日本人、自己主張の強い日本人、独創性独立性の強い日本人、人並み人まねの嫌いな日本人、という「変な日本人」になる。

さあ、どっちを選ぶかだ。

以上