Khan Academyについて
2013年11月12日 19:50:00
当丸の内Square Academyの名誉会員でもあり講師でもある上野景文 元Vatican大使からKhan AcademyについてMiami Herald紙に載った Oppenheimerの論考が送られてきましたので、少しKahn AcademyとMOOCsについてお話しよう。
<Websiteより>
カーンアカデミーは、2006年にサルマン・カーン (教育者)によって設立された非営利の教育ウェブサイトであり、運営NPO。
概要
ネットを通して高水準の教育を、誰にでも無償で、どこででも受けられるようにするというサルマンの理念は現在、Googleやビルゲイツ財団がカーンアカデミーに財政支援をしている。 現在は3000本以上の教育ビデオが登録されており、初等教育から大学レベルの講義まで、物理、数学、生化学から美術史、経済学、ファイナンスまで、内容は多岐に渡っている。
Khan Academyのことは娘がHarvard Business Schoolに行っていた頃(2008年~2010年まで)に娘からKhan Academyの立ち上げそのものをBusiness Schoolの教材で使っているということからよく聞いていました。
無料公開授業が今IVY LeagueとEnglandのOxford、Cambridgeを中心にInternetでどんどんと広がっています。
これをMOOCsと言います。 MOOCsとはMassive Open Online Coursesの略である。
東大もやっとこれに参加したようですが、たった2科目の授業をMOOCsに掲載したに過ぎません。MOOCsでは既にIVY League、Cambridge、Oxfordが講座数にして337以上(2013年4/15時点)の講座を無料公開しているのに比べれば、単なる2講座では話になりません。
東大が世界Rankingで100位に顔を出さない理由の一つはMOOCsの講座数が少ないことです。
無論MOOCsにはGoogleが大きく協力していることは言うまでもない。Googleの協力なしにはこういうことは今何も出来ないからである。
Khan Academyの他にもMOOCsと同じようなことをやっているのがPeer to Peer University (P2PU)、Udemyなどがある。
要は日本はこういうものから完全に取り残されているのである。AsiaではIndiaがCatch upしている。
Khan AcademyもMoocsの切っ掛けを作ったものです。
Kanji Ishizumi の意見は、「これらのInternetによる教育的発信については10,000対1の割合で英語が圧倒的な支配をしている。1 は日本語、10,000 は英語。 ここに日本が置かれた重大な危機がある。」ということです。
例えば早い話が、IndiaやPhilippines、Bhutanなど、Singaporeもそうですが、英語を公用語としているAsiaの国々や英語がほとんどBilingualなHolandをはじめとするEuropeの国々に日本はますます差をつけられるということです。
何故か?
社会発展の基礎は教育にあり、その教育の基礎は言語にある。
Kanji Ishizumiの意見では言語とは英語である。
何故ならば、上記の10,000対1という比率の問題があるからです。
Kanji Ishizumiは常に物の調べ事はネットでは英語でGoogle検索をします。
日本語だとろくな情報が出てこないからです。
ここの問題なんですよ!
日本の子供達や学生達がますます阿呆になっていく理由がここにあるのです。
英語が出来ないのではないのに、英語情報にAccessしない、これが日本の子供と生徒が阿呆になっている原因です。
東大や京大が国際Rankingで上に来ないのもそうです。大学教育は英語でやらなきゃ駄目です。
Hebrew Bibleでは4000年の昔から我々Jewishに繰り返し繰り返し言葉、つまり言語の重要性を教えている。
Hebrew Bibleのまず最初の書き出しがそうである。
宇宙の初めに神の言葉があったと書かれている。
「Let there be light」 と神が仰せられて宇宙が出来たと書かれている。(Genesis 1:3 )
我々Jewishはこれから何を学ぶか。
言葉が宇宙を作ったと学んでいる。
そして次に出てくるのが十戒の一つ、Slanderを禁止する十戒の一つである。
「You shall not bear false witness against your neighbor. 」 (Deuteronomy 5:20)
言葉で人を傷つけてはいけない。
言葉は武器と同じぐらいに力があるということを我々は教えられている。
そして3番目がBabelの塔の話である。
日本人の読み方よりもJewishの読み方はもっと奥が深い。
Babelの塔の物語を我々Jewishがどう読んでいるか。
これは言葉を支配する者が世界を支配するというHintだと読んでいる。
Babelの塔を人間が作った時にはHebrew Bibleに書かれている通り、世界の言葉は一つであった。
そこで人間どもがどんどんと発展し、神がいらっしゃる天にも届きそうな塔までに作りかねなかった。
つまり言葉が統一されていると人間が発展するということである。
発展とは元々、しかし神の望むものでない物質的な発展なのだが。
そこで神はBabelの塔を壊されて世界の言葉をバラバラにされ、お互いに人のしゃべっている言葉が分からないようにされたと記述されている。
逆に言えば言葉こそ統一と支配、繁栄に繋がるのだ。そういうことをHebrew Bibleは教えている。
この言葉の重要性から考えると、日本人は明らかに圧倒的に不利なのである。
以上
<Websiteより>
カーンアカデミーは、2006年にサルマン・カーン (教育者)によって設立された非営利の教育ウェブサイトであり、運営NPO。
概要
ネットを通して高水準の教育を、誰にでも無償で、どこででも受けられるようにするというサルマンの理念は現在、Googleやビルゲイツ財団がカーンアカデミーに財政支援をしている。 現在は3000本以上の教育ビデオが登録されており、初等教育から大学レベルの講義まで、物理、数学、生化学から美術史、経済学、ファイナンスまで、内容は多岐に渡っている。
Khan Academyのことは娘がHarvard Business Schoolに行っていた頃(2008年~2010年まで)に娘からKhan Academyの立ち上げそのものをBusiness Schoolの教材で使っているということからよく聞いていました。
無料公開授業が今IVY LeagueとEnglandのOxford、Cambridgeを中心にInternetでどんどんと広がっています。
これをMOOCsと言います。 MOOCsとはMassive Open Online Coursesの略である。
東大もやっとこれに参加したようですが、たった2科目の授業をMOOCsに掲載したに過ぎません。MOOCsでは既にIVY League、Cambridge、Oxfordが講座数にして337以上(2013年4/15時点)の講座を無料公開しているのに比べれば、単なる2講座では話になりません。
東大が世界Rankingで100位に顔を出さない理由の一つはMOOCsの講座数が少ないことです。
無論MOOCsにはGoogleが大きく協力していることは言うまでもない。Googleの協力なしにはこういうことは今何も出来ないからである。
Khan Academyの他にもMOOCsと同じようなことをやっているのがPeer to Peer University (P2PU)、Udemyなどがある。
要は日本はこういうものから完全に取り残されているのである。AsiaではIndiaがCatch upしている。
Khan AcademyもMoocsの切っ掛けを作ったものです。
Kanji Ishizumi の意見は、「これらのInternetによる教育的発信については10,000対1の割合で英語が圧倒的な支配をしている。1 は日本語、10,000 は英語。 ここに日本が置かれた重大な危機がある。」ということです。
例えば早い話が、IndiaやPhilippines、Bhutanなど、Singaporeもそうですが、英語を公用語としているAsiaの国々や英語がほとんどBilingualなHolandをはじめとするEuropeの国々に日本はますます差をつけられるということです。
何故か?
社会発展の基礎は教育にあり、その教育の基礎は言語にある。
Kanji Ishizumiの意見では言語とは英語である。
何故ならば、上記の10,000対1という比率の問題があるからです。
Kanji Ishizumiは常に物の調べ事はネットでは英語でGoogle検索をします。
日本語だとろくな情報が出てこないからです。
ここの問題なんですよ!
日本の子供達や学生達がますます阿呆になっていく理由がここにあるのです。
英語が出来ないのではないのに、英語情報にAccessしない、これが日本の子供と生徒が阿呆になっている原因です。
東大や京大が国際Rankingで上に来ないのもそうです。大学教育は英語でやらなきゃ駄目です。
Hebrew Bibleでは4000年の昔から我々Jewishに繰り返し繰り返し言葉、つまり言語の重要性を教えている。
Hebrew Bibleのまず最初の書き出しがそうである。
宇宙の初めに神の言葉があったと書かれている。
「Let there be light」 と神が仰せられて宇宙が出来たと書かれている。(Genesis 1:3 )
我々Jewishはこれから何を学ぶか。
言葉が宇宙を作ったと学んでいる。
そして次に出てくるのが十戒の一つ、Slanderを禁止する十戒の一つである。
「You shall not bear false witness against your neighbor. 」 (Deuteronomy 5:20)
言葉で人を傷つけてはいけない。
言葉は武器と同じぐらいに力があるということを我々は教えられている。
そして3番目がBabelの塔の話である。
日本人の読み方よりもJewishの読み方はもっと奥が深い。
Babelの塔の物語を我々Jewishがどう読んでいるか。
これは言葉を支配する者が世界を支配するというHintだと読んでいる。
Babelの塔を人間が作った時にはHebrew Bibleに書かれている通り、世界の言葉は一つであった。
そこで人間どもがどんどんと発展し、神がいらっしゃる天にも届きそうな塔までに作りかねなかった。
つまり言葉が統一されていると人間が発展するということである。
発展とは元々、しかし神の望むものでない物質的な発展なのだが。
そこで神はBabelの塔を壊されて世界の言葉をバラバラにされ、お互いに人のしゃべっている言葉が分からないようにされたと記述されている。
逆に言えば言葉こそ統一と支配、繁栄に繋がるのだ。そういうことをHebrew Bibleは教えている。
この言葉の重要性から考えると、日本人は明らかに圧倒的に不利なのである。
以上