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Jewishはなぜ頭が柔軟か

2012年05月16日
もう一つJewishの議論で特筆すべきことがある。これは日本人に教えておいた方が良
いと思うので書いておく。

とにかく勉強会はSynagogueの中で行なわれる。とするとSynagogueの中では当然PC、
筆記用具を使うことはHebrew Bibleで禁止されているから、一切Noteも取らないし、
勿論PCを開くことも禁止されているから、そもそもそれらは持ち込み禁止である。と
なると、Boarding SchoolやLiberal Arts CollegeのDiscussion授業と違い、一切の
Noteを取らず、PCも見ず議論をするということになる。

私はJewishが頭が良いというのは遺伝的素質の問題ではなく、こういった問題につき
実に科学的な議論を集中してやるのにNoteを取らない、筆記用具を持たない、鉛筆を
持たない、PCを開かない、というところにあると思う。

そうすると結局頭の中で考えるということになる。そして頭の中で考えたことが口を
ついて出る。人の言っていることをよく聞く、それを頭の中に焼き付ける、そしてま
た自分の意見を頭の中で考えて口に出す。この訓練が必然的に行なわれる。

それは筆記具を取ってMemoを取る、Noteを取る、PCに打ち込むということによって頭
が働かなくなる、そちらに注意が行くということが一切ないのである。これがJewish
の実は頭が良いということの秘密ではなかろうかと私は思う。

私のように完全にJewish社会に入っている元日本人は全く居ないと思うので、この
Jewishの秘密を皆さんにお伝えしたいと思っている。

日本の大学のゼミなどでも一切筆記用具、PCは禁止というやり方をすればJewish並み
に頭が良くなって来るのではなかろうか。

日本人は人種差別主義者と思われているのか?

2012年05月09日
今日Bostonで開かれた全米教育関係者の大会(約4000人が参加)に来て、ある超有名
なBoarding Schoolの校長をしていた人間に会った。勿論超有名なBoarding Schoolだ
から多くの留学生が来ている。

彼が言うには彼の学校では日本人の留学生は韓国、朝鮮人の母親を持つ留学生が日本
からの留学生の多くであったという。その理由はただ一つ。日本に居ては差別される
からだという。

私が日本人の一部またはごく一部は世界で最悪の人種差別主義者か?とこのBlogで書
いたが(2012年4月29日付「日本人は世界最悪の人種差別主義者!か?」)、私だけ
が言っているのではない。こうやって全く見ず知らずのAmerica人、しかもそれも
Boarding Schoolの、しかも非常に有名なBoarding Schoolの校長を去年までしていた
人間が、私から水を向けるのではなく、向こうから「そうだろう」と言って来た。

日本人はこうやって日本のことを知るAmerica人が、一部の日本人のことを人種差別
主義者と一部のAmerica人の教育者が思っていることを知るべきである。

AmericaもEuropeも人種差別は根強く残っているが、制度上、しかも政治的努力上、
そして社会制度上も人種差別をなくそうという前向きな取組みが汗を流し血を流して
行なわれている。日本にはそれが全くないだろうと彼は言った。

普通の日本人がこういう外国人の意見を聞くことはないだろう。当たり前だ。日本人
が海外に行くと言えば、団体旅行の引率付きで行き名所旧跡を見て美味いものを食べ
て帰って来るだけだから、外国人と親密に接触することはない。また接触したとして
も本音を言われることはないだろう。

企業人として海外の駐在人になっても同じことだ。出社するのは日本の支店、そこで
日本人の悪口を、陰口では聞かれることはあっても面と向かって現地の従業員から言
われることはないだろう。企業の肩書きを背負って海外の駐在員になっても、団体旅
行で海外に行くのと同じことだ。外国人の本音を聞くことはないだろう。

私がこの元校長先生からAmerica人の本音を聞けたのはゆっくりとAmerica人のGroup
とTableを囲んで食事をしたからではない。私がJewishであるということを被ってい
るKippaから判断して、つい日本人に対する本音を言ったのだ。

外交官として例えば海外の大使館や領事館に勤めても外国人の本音を聞くことはある
まい。日本の政府の代表として来ている人に日本人の悪口を言う外国人は居ない。そ
んなことをしても何にもならないからだ。

陰でみな言っているのだ。その陰の話を聞けるのは私のように日本人でないという外
観を持っていないと聞けない。また外国の精神的世界に深く入り込んでいないと聞け
ない。そうすれば、こういう風に日本人の一部が人種差別主義者だという本音が聞こ
えてくる。

これが大多数のAmerica人の意見かどうかは知らない。調査もない。しかし一人でも
こういう意見を言ったというAmerica人が居ることが事実なのだ。それも教育関係者
に居る。困ったことだ。

以上

日本では何故Liberal Arts教育が出来ないのか(その2)

2012年05月08日
結論から先に言うと、日本人は議論に感情的になるからである。

Liberal Arts教育で生徒の脳細胞を活性化させるためには社会的にHotなIssueを議論
するのが一番だ。

例えばアメリカで言えば「銃の所持は禁止すべきかどうか」とか、「Abortionは許さ
れるかどうか」とか、あるいは「ゲイは許されるか」といった非常にSensitiveで社
会的にHotなIssueを教室で議論する。

その時に生徒一人一人の個人の主義主張と関係なく教室を2つに分けて「お前は賛成
派、お前は反対派」と先生が分けて議論させる。

日本で何故こういうLiberal Arts教育が出来ないか。すなわち、Liberal Arts教育と
は社会全体が真っ二つに割れるような重大なIssueについて自らのCritical Thinking
の道筋を付けさせるキッカケを作る教育であるからである。

どうでもいいような問題については議論、討論してもCritical Thinkingが深まらな
い。

さて、このような社会的にタブーとも言われるようなHotなIssueで日本の教室でアメ
リカのような議論が出来るか。答えは「No」である。日本人はこういう問題に感情的
な反応しか出来ないからである。

出来る子供はアメリカに行った方がいい。

2012年05月08日
AmericaにはEarly College Programというものがある。

これは高校一年生で大学に入学できるProgramであり、多くのCollegeがこれらの高校
一年生から入学を認めている。私がこれらのColleges のListに基づき調査した結果
だ。

従ってこのProgramに乗っかるような英才児は普通の子供が大学を卒業する頃には博
士課程に進学し、早ければ博士号を22~23歳で取得するという飛び級どころか飛び飛
び飛び級制度なのである。

何故か? それは教育には格差があるべきであるというAmericaの根強い考え方があ
る。

教育こそ一人一人のTailor madeでなければならない。

出来ない子供にはゆっくり教え、出来る子供には早く教える。そうしないと出来る子
供にFrustrationが溜まって結局才能が開花しなくなるというのがAmericaの考えであ
る。

日本のような画一教育、画一進級では出来ない子供も出来る子供もFrustrationが溜
まり両方駄目になってしまう。

以上

エリート教育に金がかかるのは当たり前、ではない!!

2012年05月08日
筆者は仕事でArizonaのTucsonという砂漠の町に来ている。

会った学生は私のStayしたHotelでアルバイトをしていた。Arizona大学のBusiness
Schoolに通っている学生、Chicagoから来ているという。

日本人は“アメリカの大学は高い、金持ちだけの大学だ”と言うが、こうして働きな
がらBusiness Schoolに通う学生がいるのだ。何も行動に移さないうちに非難だけを
するのは日本人の一部に見られる現象。

エリート教育に金がかかるのは当たり前だ。車と同じだ。Lexus は良い車だ。しかし
高い。しかし安くて良い車はAmericaに沢山輸出されている。韓国車などだ。日本に
居ると日本人が買わないだけだ。それと同じだ。

日本人のテニス・プレーヤーの錦織圭は世界のスーパーエリート・テニススターを育
てたIMGニック・ボロテリー・テニスアカデミーの出身だ。アガシ、シャラポワなど
一流プレーヤーは全部そこで訓練を受けている。その学校出身だ。その学校の授業料
は目が飛び出るほど高い。

「安かろう・悪かろう」、「高かろう・良かろう」これが世界のGlobal Standard、
General Principalだ。

しかし、Americaには、「安かろう・良かろう」というCollegeがある。Californiaの
State Universityなど各State Universityだ。

世界のスーパーエリート教育は学問の分野だけではない。音楽もそうだ。五嶋みどり
の弟の五嶋龍は一家中でBostonのConservatoryに留学するためにこちらに移住して来
た。Conservatoryも授業料は年間6万ドルは下らない。高い。

しかし、1対1の教育が高いのは当たり前だ。1対50のような日本の教育では安くな
る。

果たして日本人にLiberal Arts教育は可能か。受け手と教師の民族的性癖。

2012年04月27日
日本人に「何故お前はそういうことをしたのか?」と聞くと、100人中100人はそういうことをしたことを非難されていると思い、縮み上がるか、弁解するか、はたまた「申し訳ない」と言って謝るか、この3つの反応しか出て来ない。

しかしアメリカやユダヤのLiberal Arts教育では「何故」は非難ではなく単なる理由を聞く質問と受け取られるから、「かくかくしかじかでそういうことをした」と全員が発言できる。その発言を受けて、次にその発言の中で「なぜそう思ったのか?」とまた問いかけがまた教師から来る。これに対して生徒は「かくかくしかじかでそう思った」という風に答える。

このやり取りの繰り返しが知的な頭脳活動を生み、Critical Thinking、Liberal Arts 教育が始まるのである。

日本人はLiberal Arts教育は出来ないし、受けられないのはこの民族的性癖による。変えろと言っても変えることが出来ない染み付いた民族的性癖はどこから来たのか。

学校の教室で教師は生徒を叱る。その時の叱り方が「なんでこんなことをしたのか?」と叱る。生徒は縮み上がるか、弁解するか、コソコソするかだけである。これを直せと言っても無理だ。

とにかく日本人にとって「何故」は非難であるからだ。それを単なる質問と受け取れと言っても無理だ。従って日本はLiberal Arts教育は絶対に根付かない。

Liberal Arts Colleges と Boarding Schools は金持ちだけの教育だという批判に対して答える。

2012年04月27日
1.生徒対教師の数を6対1とかの比率にすれば当然授業料が高くなる。先生は高学歴だし、当然高給となる。日本のように50対1にすれば授業料は安くなるが、生徒一人当たりの先生がかける手間ひまは薄っぺらいものになる。

2.かかる批判は、日本の私学教育をそもそも否定することになる。日本の私学も結構高い。

3.かかる批判は、アメリカの私学教育全部を否定することになる。アメリカの私学は Harvard、Yale、Columbia、Princeton、Columbiaなど全部非常に高い。

4.かかる批判は、全ての教育を税金でまかなって誰でも行けるようにせよ、という主張に繋がる。消費税を27%ぐらいにしなければ、これは今の国家財政の破綻状況から考えてとても無理。私学教育は税金が足りない以上必要。

第89回丸の内スクエア・アカデミー開催のご案内

2012年04月24日
第89回丸の内スクエア・アカデミー開催のご案内
「姉はHarvardに、弟はOxfordに。」


姉はHarvard Business Schoolを卒業、現在Google本社で働く。弟はこの度Oxford大学大学院から合格通知をもらった。

姉も弟もアメリカのBoarding SchoolからLiberal Arts Collegeに進学した。姉はオバマ大統領が入学したLiberal Arts CollegeのOccidental Collegeに、弟は東部のユダヤ系Boarding Schoolから東部の名門Liberal Arts Collegeに入学。そしてこの度Oxford大学大学院の合格を勝ち取った。

ここにアメリカのBoarding SchoolからLiberal Arts Collegeに見られるLiberal Arts教育のすごさがある。

高度な思考力とCritical Thinking、批判的思考能力、分析力が求められるHarvard、Oxfordの大学院へのキップはやはりLiberal Arts教育を中心に行なうBoarding School、Liberal Arts Collegeの8年間で培われたもの。

Boarding School、Liberal Arts CollegeのLiberal Arts教育とは何か。その教育の現場を米国認定教育コンサルタントとして知る石角完爾が詳しく報告します。

日本にはないLiberal Arts教育のすごさと楽しさをHarvard Business Schoolを卒業した姉の本「私が『白熱教室』で学んだこと」(阪急コミュニケーションズ出版 http://www.amazon.co.jp/dp/4484122073)及びOxford大学大学院合格を勝ち取った弟のユダヤ系Boarding School、そして東部の名門のLiberal Arts教育を詳しく分析します。

日本の大学の国際化が叫ばれ、文部科学省主導で入学時期を9月にしようなどという動きがあるが、そのような形式的な小手先で国際化が出来るはずもない。日本の大学は国際化の流れの中から大きく取り残され、国際ランキングでは今や日本でトップと言われる京都大学ですら100位以内に顔を出さない。

そこで、親御さんの選択としてはやはり欧米の大学ということになる。その頂点に位置するHarvard、Oxford、Cambridge、Yaleなどの大学に合格するためにはそれなりの準備と攻め方がある。

Harvard、Oxfordを頂点とする世界ランキングの大学を目指すには、それなりのルートと秘訣があるのです。それを自分自身Harvardの大学院を卒業し、Harvardの博士課程にも合格した石角完爾がその秘訣をお話します。

アメリカのIECA認定の正式な教育コンサルタントとして、LondonとNew Yorkに事務所を構えて活躍する石角完爾がLiberal Arts College教育のすごさを話する。

古い話ですが、石角完爾は1977年にHarvard大学法学大学院を卒業し、1979年にHarvard大学の博士課程に合格しています。どのような学生がこの世界のトップレベルの大学に合格出来るか、長々と続くHarvard、Oxford両校の伝統についてもお話しする。

Liberal Arts 教育とは日本では一般教養などと間違った訳を与えているが全く違う。

Liberal Arts教育とは「何を教えるか」ではなく、「誰が、どう教えるか」なのである。ここのところが分かっていないといくらアメリカのLiberal Arts Collegeで教えられる科目を日本の大学が用意したところで永遠にLiberal Arts 教育は出来ない。

「誰が、どう教えるか。」そこがLiberal Arts教育のポイントなのである。この「誰が、どう教えるか。」この2つは日本では準備も対応出来ないし、提供できない。いくらMicheal Sandel教授の授業を真似ても駄目だ! その理由もお知らせする。


<丸の内スクエア・アカデミー>
日 時:2012年6月4日(月) 14:00~16:00
場 所:丸の内スクエア
(千代田区丸の内3-1-1、国際ビル8階811号室)
会 費:1,000円 (非会員は4,000円)
講 師:石角 完爾
演 題:「姉はHarvardに、弟はOxfordに。」


丸の内スクエア・アカデミー主宰 石角完爾
(千代田国際経営法律事務所 代表弁護士・弁理士)
ユダヤ教徒
ユダヤ人
ユダヤ教義解説者
米国認定教育コンサルタント
東京都千代田区丸の内3-1-1
国際ビル 811号室 丸の内スクエア
Tel: 03-5252-5252
Fax: 03-5252-5006
Email:info@marunouchisquare.com
Website: www.marunouchisquare.com ( Kanji Ishizumiが主催する政治、経済、文化、哲学の勉強会、丸の内スクエア・アカデミーのWebsite)
www.kanjiishizumi.com (ユダヤ教徒 Kanji Ishizumiの Official BlogのWebsite)
www.cat.ag (弁護士Kanji Ishizuimi が 代表の千代田国際経営法律事務所のWebsite)
www.olive-education.com (教育コンサルタントKanji Ishizumi が主催する海外のスーパーエリート教育コンサルタントのWebsite)
http://school.chiyodakokusai.co.jp/ (Kanji Ishizumiが主催する、幼児/小学生/中学生を海外のスーパーエリート校への留学研究会のWebsite)
http://ja-jp.facebook.com/people/Kanji-Ishizumi/100001403443438 (Kanji Ishizumi のFacebook)
http://www.linkedin.com/profile/edit?goback=%2Enpe_*1_*1_*1_*1_*1_*1&trk=h-gnav-name-link-0 (Kanji Ishizumi の Linkedin)

また、非会員のお申し込みのキャンセルはセミナーの前日15時までにお願いいたします。当日お知らせをいただかないまま欠席された場合は、後日参加費をお支払いいただきます。

会員、名誉会員については丸の内スクエア・アカデミーへのキャンセル・チャージは、セミナーの始まる時間までに全く連絡がない場合に限りキャンセル・チャージが発生することとします。従って、会員、名誉会員は24時間前にキャンセルする必要はありません。

丸の内スクエア・アカデミーの会員申込みはwww. marunouchisqure.comへ。月々5000円でセミナー会員になれます。但し、審査があります。会員のみが講演の詳細及び講演録を無料でご覧になれます。講演録の閲覧/downloadは www.marunouchisquare.com へ。非会員はe-mailで申し込めば、4.000円(送料別、消費税別)でお送りしますが石角完爾の全く知らない方には恐縮ですが、検討の上とさせていただきます。

Letter from Kanji Ishizumi to some parents.

2012年04月17日
洪水のように襲って来る大量で、かつスピードの速い英語にどう対処するか。

この問題はxxxxxちゃんだけではなく日本人の留学生が全員遭遇する問題です。

結局は学習スタイルの違いで、日本の学習スタイルは英語を日本語に訳す。それも正
しく訳すということを学習スタイルにしているために、いちいち英語の単語に対し一
つの日本語訳が日本の先生から押し付けられ、一つの構文に対しては文法通りの日本
語訳が日本の先生から押し付けられる、それを少しでもずれると×がつくという日本
の学習スタイルの問題が根底にあります。

しかし、アメリカでは当たり前のことですが、英語を他言語に訳すということは元よ
り前提に入っておらず、英語で書かれていることのその先の意味を理解するというと
ころまで求めてくるのです。例えば、英語の詩を読まされて、「この詩はどういうこ
とを訴えようとしているのか」ということがクラスルームでDiscussionされていきま
す。

だから英語の詩を正しく日本語に訳すということは元より一切行なわれず、その詩の
持つ背景、作者の意図等々がクラスルームではDiscussionされます。

そうすると日本人の留学生は100人中100人がクラスルームのDiscussionには全くつい
ていけません。予習の段階で英語の詩を日本語に訳すということまでしかやっていな
いからです。しかもその日本語に訳すということすら他の科目の予習も大量にあり、
とても追いつかないのです。

最初の間は日本人の留学生は恐らくアメリカ人の10倍ぐらいの時間をかけて予習する
必要が生じて来るのはこのせいです。つまりアメリカ人が10時に寝るところを日本人
の場合は深夜の2時、3時までやらなくては間に合わないという事態が最初の6ヶ月
ぐらいは待っています。これは覚悟しておいて下さい。

特にxxxxxちゃんの場合には、yyyyyでそのような日本の学習スタイルを押し付けられ
ていたために、Boarding Schoolに入ったら最初は大いに悩み苦しみ、焦り、
Struggleすると思います。しかしこれを乗り越えていかなければなりません。日本人
の留学生はほとんど全員がこれを乗り越えて行っています。

乗り越えるためにはどうするか。その秘訣を以下、お教えします。

石角完爾のEngland学校訪問記(その4)

2012年04月17日
筆者は2012年4月4日、Englandの名門中の名門のPublic School、xxxxxを訪問した。4月とは言えいきなり前日からの雪に見舞われた。ここEnglandでは4月もまだまだ気を許せない。しかしxxxxxには桜の木が多く、この寒い中でも桜の花が咲いているのは日本人の目に優しい。

xxxxxはEnglandでも名門中の名門、xxxxxの出身校である。xxxxxはこのxxxxxでShakespeare劇団に入り、才能を開花したと言われている。そのxxxxxの才能を見出したxxxxxの先生が今はEton校の校長先生になっている。

xxxxx は創立が1870年のEnglandでも最古のBoarding School の一つであり、この学校が有名になったのは、その錚々たる卒業生の中でもxxxxxがOxfordに入る前にこのxxxxxで学業生活を送ったことで知られている。

xxxxx は男女共学でありPrep Schoolからあるが、Prep Schoolは70名と少なく、Public Schoolになると300名、トータルでも400名という少人数の良い学校である。

重要なことは学校が小さいということであるが、その基準からこのxxxxx は合格であると言える。

xxxxx は3 Term制で、Spring・Summer・Autumnという3 Term制をとっている。Spring Termは1月1日から3月23日まで。Summer Termが4月16日から6月30日まで。Autumn Termが8月29日から12月11日まで、ということである。無論年によって多少の異同はある。

フランス語、ラテン語が小学生から教えられる。

またxxxxx はハリー・ポッターの舞台となった全寮制の学校と言われている。それは無理もない。ハリー・ポッターの著者J.K. Rowlingがxxxxx在住であり、そのJ.K. Rowlingがハリー・ポッターを書いた喫茶店がElephant Houseという、これまたxxxxxにあるCoffee Shopであり、そこからxxxxx まではタクシーで10分ほどである。

このお城のようなxxxxx がxxxxxの名所にもなっており、ハリー・ポッターの舞台としては正に文句のない設定であると言われている。

xxxxxのAcademic LevelはEnglandで最高Levelの一つにあり、xxxxxの中高では555名、小学校で177名。これに対して125名の教職員がいるので、先生対生徒の比率は1:6と素晴らしい比率に維持されている。

Examination Resultは2010年GCSEが98% Pass rate、A Levelは100% Pass rate、IVが36% Achieved、 Over 40 point Equivalentで達成されている。

Average Class sizeはLower Levelで15、Middle Schoolで19、Upper Schoolで15である。Upper Schoolというのは6 Form、Middle Schoolが3、4、5のFormである。

卒業生の98%が大学に進学する。大学の進学先は米英の一流大学、コンスタントに約10名のOxford、Cambridge進学者を出しているが、アメリカの大学に進学する者も多い。

アメリカの大学ではUniversity of Pennsylvania、TaftなどIvy Leagueに進学している。Englandでは、Aberdeen大学、Bristol、Cambridge、Durham、Edinburgh、Exeter、Leeds、Manchester、New Castle、Northumbriaなどの一流大学に進学している。

また分野は文科系、理科系に広くまたがっている。

以上


石角完爾のEngland学校訪問記(その4)

シンガポールの永住権取得はお金だけでは不可能に

2012年04月05日
シンガポール政府が突然発表し、今まで認められていたお金をシンガポールに持って行けば永住権がもらえるという制度が突如廃止になりました。今までは6億5,000万円相当のお金をシンガポールに持って行けば永住権がもらえたのですが、それが先日発表になり突如この4月13日までの申請をもって終了するとされました。

このニュースはまだ新聞や雑誌には発表されていませんが、もし丸の内スクエアのメンバーの中で、あるいは関係者の中で計画しておられる方がいらっしゃれば早急に申請手続きを行なう必要があります。と言ってもかなり日程的には厳しい状況で、即日行動をおこなさなければなりませんが。

私は前からシンガポール永住権取得の有効性について何度も何度も丸の内スクエアのメンバーに報告していましたが、何人かの方は永住権を既にそれで取得しておられます。

物事はぐずぐずしていてはいけない。どんなことでもタイミングある。行動を起こすには迅速果敢にやらなくてはならない。後で取り返しがつくことであることならば今すぐ始めなければならない。考えていること、ぐずぐずしていることは何の意味もない。

以上

石角完爾のEngland学校訪問記(その3)

2012年04月05日
筆者は2012年1月11日(水)LondonのXXXXから約1時間の電車の距離にあるYYYYという駅に降り立った。ここからタクシーで10分も行かないところに、BBBBB Schoolという有名な男子のBoarding Schoolがある。

この学校はエリザベス女王陛下も訪れたことがある名門である。Catholic、Jesuit系の学校であるが、宗教を押し付けられることはない。

タクシーの窓からはなだらかな牧場が見える。豊かな丘陵地帯に学校は位置する。

案内してくれたAAAという日本人の男の子はこの学校に4年間来ている。つまり9歳から来ている。

最初の2年間は英語で苦労したらしいが、アメリカで言うESL、こちらではEALというクラスがあり、そこで英語を教えてもらって今では英語は全く不自由なく使えている。

中学は例の有名なEtonあるいはHarrowを目指しているとのこと。

土曜日は授業がない。

以上


石角完爾のEngland学校訪問記(その3)

子供の教育に関するSolomon王のWisdom

2012年04月05日
Solomon王と言えば、David王と並び最も有名なJewishの王様だが、Solomon王は
Wisdomの固まりであった。そのWisdomの一つに次のようなものがある。

「The child to obey the discipline of his father and never to abandon the
gentle teaching of his mother.」 これはProverbsの第1章第8節。

父親は厳しく母親は優しくということを言っている、と理解するのが一般的である。
母親は子供の感情面の情操教育を担い、倫理道徳面の教育は父親が担うということを
言っているとも考えられる。

それでは子供に厳しくするということをSolomonはどう言っているか。

同じくProverbsの第13章24節によると「He who loves his child disciplines it
from early age.」と言っている。子供を愛するならば小さい時から厳格に教育しな
ければならない、ということである。

英語で言う「Smacking」ということがどこまで許されるか。あるいはそもそも許され
ないのか。Smackingというのは子供をピシャリと叩くことである

これに関してはJudaismの教えは、両親あるいは先生は教育の目的である限り
Smackingは許されるとしている。ただJudaismの面白いのは、Smackingが行き過ぎな
いようにするために、Smackingの仕方まで教えているのである。「細い紐で叩け」と
言うのである。

相撲の取組みを見ていても分かるように、平手打ちは脳震盪を起こさせたり、鼓膜破
裂をさせたりする恐れがある。だからJudaismでは「細い紐で叩け」と言うのであ
る。その限度を超えて子供に怪我をさせたりした場合には、Solomon王は「叩いた人
間が処罰されるべきであり、損害賠償責任を負う」と言い切っている。

Maimonides(Moses ben Maimon。12世紀の有名なHebrew学者、通称RamBam)は、さら
にどのような瞬間にSmackingをすることが許されるかということにつき具体的に述べ
ている。

子供のやったことについて親が怒っている時にはSmackingをするべきではない。怒り
の感情が遠のいてからSmackingをするべきであるとMaimonidesは言う。そして、子供
に分からせるために、怒りの感情が遠のいてから怒っているという表情を親が作って
Smackingをするべきである、とまでMaimonidesは微に入り細に入り教育方針を具体的
に教えている。

Moses五書のTorahが言っていることは子供への愛LoveとDiscipline厳しさとの
Balanceと言ってしまえれば一言で済むが、Judaismのすごいのは、このようにその
Balanceの着地点を具体的に教えていることである。

Smackingの仕方まで、そして「Smackingは細い紐でやれ」とか、怒りの表情の作り方
とか怒りの感情の制御の仕方まで教えているところがJudaismのすごさである。

それではJudaismでは、Smackingの対象となり得る子供の年齢はどう考えているか。

Smackingの対象となる子供の年齢の上限はJudaismでは22歳までとされている。但
し、子供の年齢が上がれば上がるほどSmackingについては極めて慎重になされなけれ
ばならないとJudaismでは教える。そして、もし子供が22歳以下でも結婚している場
合にはSmackingは許されないという。

Talmudは教える。もし誰かが誰かに対して怒りを感じて手を上げた場合には、実際に
相手に対してその手が当たろうが当たるまいが、単なる怒りで行なうかかる行為は悪
魔の行為である、という原則がある。

そこで子供は何歳までSmackingが出来るか、対象となり得るかということに対しての
Judaismの結論は、原則としてBar Mitzvah及びBat Mitzvahの歳を子供が迎えたなら
ばSmackingは許されないとJudaismではしているのである。

さて、Bar Mitzvah、Bat Mitzvahとは何歳か? 女の子は12歳、男は13歳である。小
学校を出たらJudaismではSmackingは原則として親が、あるいは先生が行なうべきで
はないとしているのである。

このようにJudaismでは子供に対するお仕置きの具体的な基準を微に入り細に入り教
えているのである。こういう点が他の宗教と全く違うところである。

自分の事業ばかりをグローバル化するな。自分の子供、孫の教育こそグローバル化せよ。

2012年03月27日
 経営者は事業のことばかり考えるな。自分の時間とエネルギーの半分、収入の半分は子供や孫の将来に注げ。あなたのDeath Bedに付き添ってくれるのは誰か。会社じゃない、事業じゃない。子供や孫だ。
 
 目指せOxford、目指せHarvard。

 事業をIPOするのにも数年の計画が必要です。まして自分のお子さんやお孫さんをOxford、Cambridge、Harvard、Yaleなどの世界の一流大学に合格させるには15年ぐらいの慎重なPlanningが必要です。

 嬉しいことに、私が教育コンサルタントとしてコンサルしている二人のお子さんがこの度世界最高峰の小学校に合格しました。10年後には彼らもOxford、Harvardの門を叩く生徒になっていくことでしょう。


また、この度私の一番下の息子がOxford大学大学院から合格通知を受け取りました(2012年)。その姉はHarvard大学大学院 Business Schoolを2010年に卒業しています。

私自身Harvardの大学院Law School を卒業し(1977年)、Harvard Law School 博士課程にも合格(1978年)しています。

 近々「Oxford大学、Harvard大学合格の秘訣」といったタイトルのセミナーを開催致しますので、是非ご参加下さい。近々ご案内を差し上げます。
 
以上

石角完爾のEngland学校訪問記(その2)

2012年03月27日
筆者は2012年2月29日、ロンドンからTrainで40分のXXXXXの駅から車で15分にあるAAAAA Schoolを訪問した。

訪問した日はイギリス特有の曇り空であった。このAAAAA Schoolというのは男子のBoarding Schoolであり、家族経営のBoarding Schoolとして筆者がお勧めのところである。なぜ家族経営が良いのかは言うまでもない。責任の所在がハッキリしているからである。

この学校は周りに何もない丘陵地帯である。いわゆるイギリスの田舎であり、自然環境は、よって抜群と言って良い。

学校への車でのアプローチは両側が牧場地帯になっており、羊が放牧されていた。

この学校はイギリスでもトップクラスのCompetitive なAcademic Schoolであり、卒業生の多くはEton、Rugby、Radley、その3つの学校に行くらしい。

BBB and CCC、この子達2人とも2年前に10歳で来て現在12歳。今年卒業する。

MusicのPrivate Lessonの部屋が10個あり、それぞれピアノその他の楽器が出来る。Sound Proofされている。

いずれにしても、ここの学校の卒業生は全員イギリスのトップのBoarding Schoolに行く。

AAAAA Schoolの周りは森に囲まれており、長靴に替えて森の散歩に行く。

Woodcraftの部屋はアメリカのBoarding School並みの大きさ。

多くの生徒がPublic Schoolすなわち中高一貫の全寮制の高校からArtとかAcademicの分野でScholarshipをもらう予定である。

またPotteryの部屋もある。Libraryは明るくて充実している。

この学校で最も小さい子は8歳。AAAAA Schoolはかなり古い学校である。このLibrarianはCambridgeで日本語を選択した人で、Classroomは基本的に10人以下、能力別に分かれている。

ScienceのClassroomもある。ScienceのClassではAlgaeを教えていた。藻類のこと。

テニスコートは8面ある。ラグビー・コートは相当な数があって、歩いて行くのは大変な広さである。

AAAAA Schoolはフランスに学校を持っていて、1 TermフランスにStayしてフランス語の勉強をする。ラテン語、フランス語はほとんど毎日1時間クラスがある。Dramの個人教授の部屋もある。ゴルフの練習もゴルフ・コースもある。ゴルフの試合もある。

洗濯、掃除は誰かがやってくれる。

Scholarshipを取る子供達は特別のクラスを受講しScholarshipを受ける。Harrowとかそういうところで試験を受ける。

以上


石角完爾のEngland学校訪問記(その2)1

石角完爾のEngland学校訪問記(その2)2

石角完爾のEngland学校訪問記(その2)3

石角完爾のEngland学校訪問記(その2)4